兵庫県芦屋市で活動している動物愛護協会。設立して59年という長い歴史を持っています。 活動は市民のボランティアで、資金は会員からの会費(年会費1口1000円)とバザーでの収益金や寄付などで成り立っています。
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2007年09月30日 (日) | 編集 |
【この犬は既に譲渡済みです】 (今年2月に解決しました)
 参考までに⇒保護当時の記事(過去ログのページ)
          里親譲渡時の記事

警察に迷子で保護されていたバーニー顔のMIX犬。
南芦屋浜の総合公園近くで放浪しているところを犬のお散歩中だった方が発見。犬を見て嬉しそうに近づいて来ましたが、首輪もリードもつけておらず、近くに飼い主らしい人の姿も見えなかったので、迷子として警察へ届けられたそうです。
img20070930.jpg
芦屋署では、迷子犬はフェンスで囲まれた庭のような一画に置かれた犬小屋に繋がれて保管されているのですが、警察の方が近づく度に興奮して大騒ぎをして大変なことになるので、犬の苦手な署員だとエサとお水をあげるのが精一杯だったようで、お散歩にも連れて行ってもらえていない状態でした。

確かに、人が近寄ると非常に興奮して吠えまくって飛びついて大暴れになってしまいます。犬をあまり知らない人だと、噛み付かれそうで怖くて触れないという状況はよく分かります。(非常に激しい甘噛みあり!!)なんとかリードをつけて散歩に連れ出して様子を見てみますと、どうやら凶暴性は無さそうなので、協会で保護することに決めました。(滅茶苦茶陽気で活発でフレンドリーな犬

その後、更に数日は余裕を見て保管期間を延ばしてもらいましたが、飼い主さんからの届出は、近隣の関係機関のどこにもありませんでした。元気すぎるこの犬を扱いきれなくなった飼い主が、遠くから車で芦屋に捨てに来たのでしょうか… う~~ん…そんなの許せませんよねっ!!

動物病院で健康診断と血液検査をした後、シャンプーをして綺麗にしてから、一時預かりボランティアさんのところへ連れて行きました。でも、先住犬との相性が悪くて平和に共存出来そうにない様子。とりあえず、外飼いで預かってもらうことにして犬小屋のセッティング。翌日からは、私も毎日そちらに通ってお散歩をしながら、この犬にしつけを入れて行くことになりました。

人を見ると嬉しくて楽しくてガウガウ!!ピョンピョン!!とにかくやたらと興奮しやすいハイテンションの犬です。こういうタイプは、一緒になって元気に遊んでやるとますます興奮してしまって、もう滅茶苦茶なこと(噛まれまくるわ、飛びつかれるわ)になってしまいます。でも、下手に中途半端に叱ったりすると、遊んでもらったと勘違いしてますます喜んで興奮してしまいますから、「静かになるまでは相手にしない作戦」で行くのが一番無難なやり方でしょうか。
散歩に連れて行くのが私だけでなく、一時預かりのご夫婦+従業員の方+友人とここでは色々な方のお世話になるので、接し方をある程度統一させておく必要があります。
犬が興奮して飛びついたり吠えかかったりしている時は、下手に相手をせずに「オスワリ」と静かにキッパリと一言コマンドを発し、犬が静かになるまでは無視して声もかけない顔も見ないようにして… とお願いして帰りました。 ←徹底出来るかは不安でしたが…
(必要最低限憶えておきたい便利なコマンド「オスワリ」「マテ」「ハウス」は、私が取り急ぎ教えてみたら、直ぐに憶えてくれました。とても賢い仔でしたエライぞ!!単に食いしん坊なだけかな

こんな調子の元気すぎる仔ですから、静かで落ち着いた犬を希望される方には全くお奨め出来ません。活発な犬が好きな方でも、実際に会ってみるとあまりにもテンションが高いので、タジタジとなってしまうようで、お見合いをしてもなかなか上手く行きません。
でも、ある日のこと、散歩中のバーニーちゃんを見て一目惚れした方(マンションの室内飼いという飼養環境)が里親希望の名乗りを上げられました。そこで、この仔が室内でお行儀良く出来るのかどうか、急遽我が家で練習してみることになりました。(二泊三日のワンコ版「マイフェアレディー」ですね)

恐る恐る家の中に入れてみたら、我が家の犬や猫とは、平和に仲良く共存出来ることが判明。なあんだ、心配して損したな♪って感じ。猫とはいきなりラブラブモードでした。(下のビデオを参照)
我が家の猫達の落ち着いた歓迎ムードのお陰でしょうか。やたらとはしゃいだり暴れたり吠えたりすることもなく、静かに良い子でのんびりムードでお部屋の中でくつろいで過ごすことが出来ました。この調子なら、明日のお見合いも上手くクリアー出来るかもね       ~下に続きます~   

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2007年09月22日 (土) | 編集 |
【この犬は譲渡済みです】 (昨年12月に解決しました)
里親譲渡にまつわるエピソード 第2弾

高齢の飼い主さんが老人ホームへ入所することになって、飼養放棄されたビーグル犬(3歳♂)のお話です。
身内の方が預かって下さっていたのですが、そちらの先住犬との相性がすこぶる悪く、毎日の平和が保てないために里親探しをされていました。
img20070922_1.jpg

里親希望の方が現れてお見合いをし、何度かお試しにも行ったそうなのですが、あまりに無駄吠えがすさまじいとのことで、毎回毎回ほんの数日で戻って来てしまったということでした。全部で4~5回だったか返品になって戻された後、初めて当協会へ里親探しの相談を獣医さんを通じてして来られました。

ビーグルを何頭も飼育された経験を持ち、吠えるビーグルの躾はバッチリおまかせ!というようなベテランで信頼出来そうな方でも、なんと3日目には音を上げられたとか…そんなに何度も返品されたということは、かなり強烈な無駄吠えに相違ありません。ただでさえ元々声デカのビーグルですしね。たらい回しになってしまって…本当に可哀想なこと…でも、こりゃ~ものすごく大変なのかも!はてさて、無事に里親さんは見つかるのでしょうか。

img20070922_3.jpgちょうどその頃、当協会で里親募集をしていた保護犬(迷子として警察での保管期間終了後一時預かり)が居ました。
ものすごくハイテンションで興奮しやすいタチのバーニーズ顔をしたMIX犬。(推定年齢1~2歳♂) とても人懐っこくてフレンドリー。
機敏な動きでどんどんコマンドを憶える様子は、賢くて活発で気の強いボーダーコリーのような印象の犬でした。
何故か私のコントロールは効いていたので、やがて脚側歩行も出来、コマンドにもキッチリ応える賢いワンコになって、毎日お散歩して下さってる方にも従順になりましたが、それでもあまりに彼のテンションが高いので、のんびりタイプの静かな飼い主さんにはとても不向きで扱うのが難しく、ポスターやインターネットで募集をかけていても、なかなか縁談が入ってこない状態が何ヶ月も続いていました。(一時預かりボランティアさんにも、多大なご苦労をお掛けしたことです!

そんなところへ、協会メンバーのお知り合いの方の紹介で、彼にお見合い話が舞い込みました。ブログに上がっていたバーニーちゃんの写真を見て気に入って里親になろうかと言って下さった方で、ものすごく犬好きで動物愛護精神も豊かで、可哀想なワンコが居たら救うことに協力と努力はいとわないという熱い情熱と信頼出来る強い責任感の感じられる方でした。

でも、お電話でお話をジックリ聞いていると、犬に対する接し方や性格的にはバーニーちゃんには不向きのタイプに思えてなりません。そこで考えあぐねていたら、ふと…ちょうど里親探しを頼まれていたビーグル犬の顔が私の頭の中に浮かびました。
「この方には…もしかして…バーニーちゃんじゃなくて、あのビーグル犬の里親になって貰えないかしら!?」
恐る恐るそうお願いしてみたら、かなり迷ったけれど気持ち良く承諾。(バーニーちゃんへの思いを断ち切るのはとても辛かった様子で…あの時は本当に申し訳ないことを致しました…ごめんなさいね!)
お見合い→お試しのため、ビーグル犬を車に乗せて名神を突っ走って里親候補さんのお宅に向かいました。今回は、元飼い主から犬を預かって下さってる身内の方もご一緒です。(彼女の強い覚悟のほどが覗えますね!)

順調にお見合いは進み、先住猫さん達とも平和に共存出来そうな様子を確認し、犬の居場所(屋外と屋内)などのアレンジをしながら様子を見ていましたが、う~ん…もしかしたら、この鳴き声は強烈かも!!とどんどん不安にかられます。でも、お隣のおうちの方にもご挨拶を済ませて、ビーグル犬(今日から「まさお君」と改名)を置いて帰ることになりました。さあ!トライアルの開始です。

それから、1日が経ち、数日が経ち… 日々携帯メールに入って来る報告(部屋でオシッコしまくり/一日中吠えまくり/強烈な破壊行為)にアチャチャ~~!!って、連日私は冷や汗ダラダラ心臓ドキドキ。
でも、この里親さんの努力と根性と固い決意はすごかったです。まさお君の信頼と安心と服従心を見事に勝ち得て、排泄のトラブルも、強烈な無駄吠え問題も、すさまじい破壊活動も、全てクリアーしてしまいました。勿論、犬に対する暴力や脅しなどは一切使わないでのお話です。(こりゃ感服ですわ~)

当協会が仲介してからは最初の里親候補さんでしたが、一番最初からカウントすれば6件目にして、やっとのことで安住出来るお宅に巡り会えたまさお君でした。このご家族と知り合えて、本当に良かったです。ヤレヤレ…ご紹介して下さった方に心から感謝ですよね!

里親さんの犬の飼育経験と根性と気構えと愛情によって(躾の知識とかとは一味違って、彼を丸ごと受け入れる懐の深さみたいなもの)「この仔は必ず私が幸せにしてあげるんだ!」という強い信念によって、こんなに違う結果が表れるのだということを実感した里親譲渡でした。
(勿論、誰にでも真似の出来ることではありませんし、普通の方は、自身の能力以上のことをしようなどと無理をして頑張っちゃ~いけませんですよ~)

さて、一方のバーニーちゃんの方は…どうなったでしょうか…(^^ゞ 
この件は、また次回に。


2007年09月06日 (木) | 編集 |
【この仔猫は譲渡済みです】

犬や猫を保護して里親譲渡に至るまでには、それぞれにドラマがあります。
taro1-2.jpg taro2-2.jpg 
7月初旬のこと、まだ生まれて間もない仔猫が歩道の片隅に放置されていました。少し離れた所でしばらく静かに見守っていましたが、いつまで経っても母猫の姿が見えません。そのまま放っておくとカラスの餌食になりそうなので、仕方なく家へ連れて帰ることに…。
その仔猫を拾った保護主さんは、2ヵ月後の9月に出産を控えておられた方で、赤ちゃん猫の養育をするのはとても不安で大変なプレッシャーを感じたそうですが、動物病院で粉ミルクと哺乳瓶を購入し、里親さんが見つかるまでの間、自宅で仔猫のお世話をして下さることになりました。

仔猫はスクスクと順調に育ち、1ヶ月が経って離乳期に入り自分で猫缶を食べられるようになった頃、可愛い写真と共に改めて里親探しの協力依頼がメールで当協会に届きました。出産を1ヵ月後に控え、仔猫を抱えて不安な気持ちになっている様子がヒシヒシと伝わってきましたので、協会で仔猫を引き取って一時預かりボランティアさんのお世話になりながら、里親探しをすることにしました。

この夏は、例年よりも保護された猫の数がはるかに多かったため、直ぐに里親さんが見つかるかどうかは少々不安でしたが、それからわずか数日後、里親希望の方が見つかりました。\(^o^)/
…と喜んでいたのもつかの間!急にその里親さんの体調が悪くなってしまった為、急遽譲渡を断念。また最初から里親探しを始めないといけなくなりました。(顔では笑いながらも内心はすごいショック!な私…

でもまあ、まだ生後1ヶ月半で小さくて可愛い子だし、まだ時間的には余裕あるから大丈夫!って言いながら、ポスターを作って配ろうとしていた矢先のこと、先日譲渡を断念した里親候補さんのお友達のご紹介で、数日後には、また新たな里親候補さんが見つかりました。すごいですね!!素敵な友達の輪!!

先日無事にその方に譲渡して参りました。この子が幸せになってくれるのを確信しながら。友情の輪のお陰で、トントン拍子に素敵な縁組が出来て、理想的な展開(保護~譲渡までの流れ)を感じた今回の里親譲渡事例その?でした。

この子の保護主さん、もう無事に出産されたかしら?まだかしら?
あなたが保護して育てて下さった仔猫ちゃんは、お陰様で元気イッパイで天真爛漫に可愛く成長し、温かい家族愛に包まれた幸せを掴むことが出来ました。
またお時間があれば、近況をお知らせ下さいね~♪(*^_^*) 素敵なママになってね♪


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